3月26日午後3時より、井上社長による定例記者会見が放送センター20階にある役員大会議室で開かれました。概要は以下のとおりです。
3月20日赤坂サカスがオープンした。当日は『朝ズバッ』から『イブニング・ファイブ』まで、13.5時間の生放送を行った。オープニングイベントの趣旨である視聴者や聴取者の方々に感謝するという気持ちが現れていたと思う。初日は生憎雨だったが、4万人、週末には土日で15万人、昨日まで6日間で31万人の方々に来ていただいた。
3月6日からオープンしている「TBSストア」も好調で、20日から入場制限をしなければならないほどの盛況ぶりでありがたいと思う。ACTシアターは年内、BLITZも6月までのラインアップが決まっている状況。
下期の視聴率は第25週を終え、全日帯4位、G帯5位、P帯4位となっている。今年度はドラマが不調だった。バラエティに関しても長寿番組を中心に全体的に元気がなかった。その中で、8月の『世界陸上大阪大会』は視聴率も好調、国際的にも競技映像が高く評価され、「IOC Grand Prix」賞をいただくなど印象に残っている。また夕方の『イブニング・ファイブ』が制作したドキュメンタリー「余命1ヶ月の花嫁」に大きな反響をいただき書籍化も実現した。3月10日放送の『東京大空襲』にも高い評価をいただいた。こうした「昭和史」については今後もシリーズ化していきたい。昨年の「いのちの輝き」キャンペーン に引き続き行っている「いのちの地球」キャンペーンなどの特集は、テレビメディアとしての社会的使命と考えている。
4月編成では視聴者の求める「誠実」なものや「まじめ」なものに応える意味も含め、新たなキャッチコピーを『全力まじめ』に決めた。今までの概念にとらわれず大胆な改編に取り組んでいく。コンテンツの構築も中長期的に進めていく。
プロ野球中継に関して、地上波の巨人戦は6試合の放送、8月1日にはオールスターゲーム第2戦の中継を予定。横浜ベイスターズの全試合をCSニュースバードで 放送、グループ全体で盛り上げていきたい。来期は北京五輪をはじめ、4月の「マスターズ」、フジテレビさんと共同放送する5月の「バレーボール世界最終予選」、女子バレーボール「ワールドグランプリ」「サッカーワールドカップ3次予選」や「ユーロ2008」など、スポーツイベントが目白押し。
07年国内テレビ広告費は暦年で前年比99.1%と3年連続の減少となっている。TBSでもタイム、スポット共に前年を割り込む見込み。タイムは「世界陸上」の記録的セールスによる大成功が貢献しているが、下期の不振が大きく、通期では前年実績を下回る見込み。スポットも上期は98.4%、第3四半期91.4%と大変厳しい状況で、通期で前年比減収の見込み。
来期に関しても、不安要因が増大する一方、団塊世代の退職による一時金所得の増加、北京五輪の開催など上期には明るい材料もあるが、出稿状況は今ひとつの感じである。4月以降も厳しいと考えている。
今年度の映画事業は「恋空」「クローズゼロ」「チーム・バチスタの栄光」「クロサギ」と夏以降好調だったが、来年度も「花より男子」「私は貝になりたい」「感染列島」など大きな企画が続いている。
ショッピング事業関連会社として三井物産と設立した(株)グランマルシェが、3月10日段階で07年度売上げ100億円を達成した。創立20周年、三井物産が参画してから4年目での達成となった。
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