11月16日(金)、(株)東京放送の「2008年3月期 中間期説明会」が行われました。概要は以下のとおりです。
連結・単体とも増収、増益(経常利益と純利益)だった。経常利益は2年連続の増益、連結売上高は歴代1位だった。タイム収入は世界陸上独占放送により広告収入が伸び、過去最高を記録、単体の事業部門では「花より男子2」のDVDが記録的ヒットとなり、過去最高益を更新した。持分法適用会社のBS-iは上期初めて黒字を計上した。
2008年3月期の業績予想を再修正した。単体は下期売上高予想を約71億円、営業利益予想を約31億円下げ、通期では売上75億円、営業利益40億円下げた。連結は下期売上予想を約69億円、営業利益予想を約44億円下げ、通期で売上65億円、営業利益55億円に下方修正した。この前提となるスポット、タイムの見通しも、下期スポット-4%、下期タイム-4.2%と大変厳しいものとなっている。
再開発エリアの名称が「赤坂サカス」に決定。サカスには、赤坂に文化を咲かす、エリア全体に植える100本の桜にちなみ、桜を咲かす、円形広場を意味するサーカスとして、サカス広場が赤坂の中心として機能してほしいといった意味をこめている。来年3月20日から4月6日をグランドオープン期間とし、サカス広場に設けた特設ステージから、レギュラー番組が生放送を行うほか、同時期一周年を迎える六本木の東京ミッドタウンとも連携するなど、様々なイベントを企画している。Bizタワーには博報堂DYホールディングスをはじめ、13社のテナント企業にお入りいただく。
売上高は1,558億61百万円で、前年より約38億円(2.4%)増収。単体が約13億円の増収だったほか、TCエンタテインメントやグランマルシェなど子会社の売上増が貢献した。営業利益は108億67百万円で、約3億円(2.8%)の減益。単体は約3億円の増益だったが、いくつかの子会社で減益だったほか、ベイスターズとTBSの決算時期がずれることで生じる連結調整があり、若干の減益となっている。経常利益は124億59百万円で8億47百万円(7.3%)の増益。営業外損益では、BS-iの黒字化により持分法投資損失が大幅に改善している。
そのBS-iは中間期として初の黒字を計上。売上は37億64百万円で前年より10億97百万円(約41%)の増収。BSデジタル放送の受信機がこの10月で3,000万台を突破し、ナショナルスポンサーからの広告出稿が増え始めるという事業環境の好転に加え、ショッピング番組や単発番組の売上増が貢献。費用面で制作費構造の見直しにより経費の削減が進み、通期でも初の単年度黒字を達成できると考えている。地上波の視聴率に相当する「接触率」の調査結果で、BS-iは民放5局の中で、全日帯、ゴールデン、プライムすべての時間帯でトップを取った。
上期の視聴率は、ドラマ枠が比較的好調だったこと、「世界陸上大阪大会」の平均視聴率が高かったことなどで、ゴールデンタイムは2位をキープした。一方昼や夕方のベルト番組、土曜日の新しいバラエティ番組などがいまだ 定着しておらず、全日帯は4位だった。その中でも「2時っチャオ!」は10月に月間平均視聴率が7%台となるなど、世代別視聴率でもF1、F2から高い支持をいただいている。
当社の中期計画V!upではTBSらしさを追求するブランド戦略の一環として「いのちの尊さ」や「地球環境」を考える良質なドキュメンタリーやスペシャル番組に積極的に取り組んでいる。10月には「いのちの輝きスペシャル」を三夜連続で放送、好評を得ることができた。新年1月には「1秒の世界」、3月に「生命科学スペシャル」「東京大空襲」など大型のスペシャル番組を予定している。今後もこうしたテーマには積極的に取り組んでいく。
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