4月25日午後3時から、井上社長による定例記者会見が放送センター20階にある役員大会議室で開かれました。
概要は以下のとおりです。
三木谷氏とは彼が楽天球団を所有された頃に初めてお目にかかり、野球に関しての意見交換をした。その後フジテレビとライブドア問題の頃、再度お目にかかったが、当時から「株を持ちたい」とおっしゃっていた。「まずは成功例をつくるため、何が出来るか検討しましょう」と返答し、社内で検討を始め提案した。しばらくご連絡がなく、次にお目にかかった際に、再度「株を持ちたい」とおっしゃったので、以前と同じようにTBSのスタンスをお話した。我々はまず現場から実績を積み重ねていきたいと考えていたが、三木谷社長は株を買い、上からいくという違いがある。
直接お目にかかり話をしていたにもかかわらず、次のタイミングが05年10月の統合提案だった。その後11月末に提携協議に関する覚書を交わし、いろいろな話し合いをしてきた。TBSから提案した中で興味を持っていただいたものもあるようだったが、06年秋頃、社内で検討後返事をいただけるというので、そのまま待っていたところ、2月末に「覚書」の継続はしないという通告をいただいた。
4月19日、「本日会いたい」と連絡をいただいたが、スケジュールが合わず翌20日にお約束した。ところが、同日、国重副社長がTBSを訪れ、「買付意向説明書」をお持ちになった。株を買い増しする際には事前にご連絡をいただけるということだったが、既に買い増しされており、お持ちになった時間とほぼ同時に、NHKで詳細に報道されていた。一部報道で私が会おうとしないので書面で出すしかなかったという話が出ているようだが、全く違った話だ。以上が最近までの経緯だ。これまで、節目節目で、まず直接こちらにお話いただくことが先ではないかと思うことがあった。
野球協約については、当初から横浜ベイスターズの親会社であるTBSの株式を楽天グループが持つこと自体、「野球協約183条」に違反し、「野球協約」の理念に反していると申し上げてきた。まして、TBSを連結対象とし、三木谷社長が取締役に入りたいというのは「野球協約」を踏みにじるものとしか言いようがない。この点については本日楽天株式会社に申し入れた。
今後については、2月28日に公表した「対応方針」に沿って粛々と進めるしかない。
それぞれ個別に事情や理由はあるが、このようにたて続いたことに関しては 遺憾に思っている。TBSの基本的スタンスは、不適切な放送があったら、隠さずに明らかにするという考え方。これに基づき、不二家の問題ではお詫びしなければならない点は放送でお詫びした。
『サンデー・ジャポン』の件は通常の街頭インタビューと誤解を招きかねない表現はあったものの、内容的にはバラエティとしての色彩が強く、許容範囲内だと思っている。
『新SASUKE』について、入院を伴う骨折事故が起こっていたにも関わらず、現場の担当者が詳細を把握しておらず、その情報そのものが会社に上がっていなかった。現場の責任者にはそれぞれの問題点をチェックし二度と起こさないよう注意をしたところだ。
さらに、インタビューの際には顔を出す事が前提ではあるが、匿名にせざるを得ない場合についての原則を、従来「TBS報道倫理ガイドライン」にあったものから抽出し、「匿名インタビューの原則」にまとめた。さらに「番組内コーナーの責任の明確化」として、コーナーごとに責任者を置き、その役割について内規として明文化して社内に徹底した。
現在集計中だが、連結売上高3,188億、経常利益243億、当期純利益132億という、発表の数字と大きなブレはないと思っている。
4月1日(日)開局したOTTAVAは、おかげさまで大変評判が良い。パソコンで聴いてくれている方が多いようで、個人ブログやミクシィ、2ちゃんねるなどのパソコンヘビーユーザの間でも話題になっている。具体的にどのくらいの人に聞かれているのかは連休あけに確認していく予定。
以上