2007年01月31日

 本日、TBSは代表取締役井上弘社長名による「地球環境の保護に向けて」を公表し、緑の地球を守る企業姿勢とTBSグループを挙げて環境問題に取り組む方針を強く打ち出しました。
 今、地球環境は危機に瀕しています。さらに、京都議定書による温室効果ガス削減の第一約束期間がいよいよ来年から始まります。こうした状況の中、TBSはメディア企業として、これまで個々の番組の中でも地球環境問題を取り上げてきましたが、今後は、温室効果ガスの削減プロジェクトへの支援など、地球規模の環境改善に、より一層積極的に取り組んでいきます。
 さらに「TBSグループ環境ビジョン」を作成し、この中で、基本理念としてTBSグループを挙げて明確な活動目標を定めるとともに、環境方針として、グループの一人ひとりが継続的に美しい地球を残す努力を続けていくことを掲げました。
また、これらを実現するべく、2月1日付で、井上社長をトップとする「地球エコ委員会」を発足いたします。

【TBSグループ環境ビジョン】

<基本理念>

 青い海、緑の大地−「この美しい地球を次の世代へ残す」ことは世界共通の課題です。 TBSはメディア企業としての社会的責任を強く認識し、これまでにも地球環境の激変、地球環境の保全について、テレビやラジオの番組・イベントを通して広く訴えてきました。また、企業活動によって生じる環境負荷を減らすべく様々な取り組みを行っています。私たちTBSグループは、これからも明確な活動目標を定め、グループ全体を挙げてその実現に向け邁進し、美しい地球を残す努力を続けていきます。

<環境方針>

1.メディア企業として
 TBSグループは、メディア企業としての社会的責任を果たすべく、ラジオ・テレビ・各種メディアの番組・イベントを通じて、環境問題への取り組みの重要性、緊急性を強く社会に訴えていきます。
2.環境システムの改善と維持
 TBSグループは、企業活動によって生じる環境への負荷を低減すべく、エネルギーの有効利用、リサイクル・廃棄物の減量化の推進を図り、ひとりひとりが参加できる小さな活動と、グループを挙げての取り組みを継続していきます。
3.目標の達成に向けて
 TBSグループは、「地球エコ委員会」及び「エコ事務局」を組織し、自ら排出するCO2の削減に一層の努力を行います。また、京都議定書の枠組みを使い、地球規模でのCO2排出削減活動に寄与していきます。

以上


地球環境の保護に向けて

 今、地球環境は危機に瀕しています。このため、京都議定書が策定され、いよいよ来年から、温室効果ガス削減の第一約束期間が始まります。このような状況の中で、TBSは改めて、緑の地球を守る企業姿勢を明確にするともに、TBSグループを挙げて、地球規模での環境改善に積極的に取り組んでいくことを表明します。

 TBSは、これまでも様々な番組で地球環境問題を取り上げてまいりました。そして、先日は「ニュース23」にアルバート・ゴア氏を招いて環境問題タウンホール・ミーティングを放送しましたが、今後も番組やイベントを通じて、より精力的に環境問題を取り上げてまいります。
 8月には「陸上世界選手権・2007世界陸上大阪大会」が開かれますが、この大会では、IAAF(世界陸連)と大阪組織委員会が環境問題をテーマに「IAAFグリーンプロジェクト」の実施を検討しています。TBSもホストブロードキャスターとして、このプロジェクトに積極的に参加し、地球環境の重要性をアピールしてまいります。

 TBSは企業の社会的責任を果たすべく、温室効果ガス削減に一層積極的に取り組んでまいります。これまでも行ってきた、社内の省エネをさらに推進するのはもちろんですが、今後は、一企業として途上国の環境改善プロジェクトを支援するなど、温室効果ガス削減に向けた新しい取り組みも行ってまいります。

 京都議定書は、2012年までの間に、日本に、温室効果ガスの6%削減(1990年比)を求めています。しかし、実際は逆に8.1%も増えている、というのが日本の現実です。目標の達成に向けて、残された時間はわずかしかありません。
 TBSは、改めて、グループを挙げて環境保護に取り組んでいくことを表明します。私たちの住む、緑の地球を守るために、TBSは企業として貢献したい、と考えています。

2007年1月31日
株式会社東京放送
代表取締役社長
井上 弘

<今後の具体的な取り組み>

I.番組としての取り組み

 これまでにも、TBSでは折に触れレギュラー番組・スペシャル番組で地球温暖化をはじめ様々な環境問題を取り上げてきましたが、今年は各番組を通じて積極的に取り上げていきます。

(レギュラー番組)

「ニュース23」
 1月16日(火)「地球環境SP」の中で、今後、N23が地球環境をテーマとすることを筑紫哲也氏が明言。今後は「地球破壊」をシリーズ展開し、さらに「環境キャラバン」として日本各地の環境異変を現地中継で伝えるなど、温暖化問題を継続して放送する予定。
「イブニング・ファイブ」
 これまでも天変地異と異常気象の問題を随時取り上げてきた。今後は原油価格と代替エネルギーの関係、日本の山の荒廃などの問題を報じる予定。
「報道特集」
 温室効果ガス問題に担当者を配置し、4月より定期的に取り上げる予定。
「サンデーモーニング」
 地球環境問題に積極的に取り組んでいく予定。去る1月21日の放送の「風をよむ」コーナーでは「終末時計が2分進む−理由は核だけでなく、温暖化も」というテーマで放送し、反響が大きかった。
「どうぶつ奇想天外!」
 温暖化等自然環境の悪化に起因する種の絶滅、外来生物の驚異などの問題を定期的に取り上げ、生物多様性の必要性を訴える特集企画を放送している。

(スペシャル番組)

「一秒の世界」第二回
2月7日(水)18:55〜20:54
 同名の原作本を映像化。人間がもたらした危険な気候変動を抑制しなければ、早ければ2026年にも核戦争の比ではない時限爆弾がさく裂し、何十億もの人々が命の危険にさらされる。水も食料も不足し、生き物は絶滅し、エネルギーもなくなる…。「一秒」で切り取る驚きの世界。 監修:山本良一・東京大学国際産学共同研究センター教授
パナソニック・スペシャル「地球新世紀〜月尾嘉男の文明大冒険」第3回
2月12日(月)9:55〜10:50
 過去に崩壊した文明の原因を探っていくと、今の地球と重なってくる。解決のヒントはユーラシア大陸の両端に位置する日本文明とケルト文明にある。今回は京都の文化に学ぶ。地球環境を守るために今必要なこととは?
キヤノン・スペシャル「古代発掘ミステリー・秘境アマゾン巨大文明〜第2弾」
3月5日(月)21:00〜22:54
 人を寄せ付けないと思われていた秘境アマゾンに、紀元前から高度な古代文明が存在していた。世界の科学者の研究成果を合わせてみれば、思わぬ発見に到達する。それは、自然を征服するのではなく、自然を改良して共生する壮大な文明であった。
II.世界陸上・大阪大会
 今年8月に大阪で開催される世界3大スポーツの祭典「陸上世界選手権・2007世界陸上大阪」において現在、IAAF(国際陸連)と大阪組織委員会とで、環境問題をテーマとした「IAAFグリーンプロジェクト」が検討されています。
このプロジェクトは、IAAFが世界陸上大阪大会をスタートに今後とも継続して行っていくもので、TBSもホストブロードキャスターとして、またIAAFオフィシャルパートナーとして積極的に参画して行きたいと思います。
III.ネットワークを挙げて
 この世界陸上を通じてJNN28社は、世界の人々が青空の下、安心してスポーツを楽しめる環境作りを「明日も地球(このほし)で走ろう!(仮)」というメッセージとともに、発信して行ければと考えております。
また、JNNネットワーク協議会の活動として、「エコ委員会」の新設、番組及び出演者を対象に選考している「JNNネットワーク協議会賞」の中に「エコ部門」の創設を検討しています。
IV.企業としての取り組み
 2月1日付けで、井上社長を委員長とするTBS地球エコ委員会を組織して、環境問題に関する社内の取り組みを行っていく。
TBSグループ環境ビジョンの制定、HPの立ち上げなど出来ることから一歩一歩、順次対応をしてゆく。
また、地球規模での環境保全のために途上国を中心とした温室効果ガス削減プロジェクトを支援するため、WWFジャパンなどと協議を始めています。この支援内容は、近く発表できることと思います。

(TBS地球エコ委員会ロゴ及びキャラクター「ecoBoo」)

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