2005年10月27日
総務局広報部

10月26日午後4時から、井上社長による定例記者会見が放送センター20階にある役員大会議室で開かれました。
概要は以下のとおりです。

◇楽天によるTBS株大量取得について
 楽天が当社の株式を19.1%まで買い増したという連絡があった。私どもはお互いの信頼醸成のために「買い増しをしないで欲しい」と何度も確認を求めてきたが、明確な約束は得られなかった。こうしたことも予測していたので、冷静に受け止めている。買い増しは、私どもには威圧的に感じられる。株に対する考え方の違いもあるが、片方で経営一緒にやろうといいながら、片方で株を買い増す。そういうものなのかなあと思っている。冗談で、三木谷さんは「北風と太陽」という童話を読まなかったのかなあと言った。

◇企業価値評価特別委員会開催について
 本日、企業価値評価特別委員会を開いた。西川氏を除く6名の委員が出席した。事務局から委員に対し、いわゆる村上ファンドからのMBOの提案があったこと、楽天から共同持ち株会社方式による経営統合の提案をいただいたこと、それについての質問書を送ったことを報告した。委員からの要望で財務的なアドバイザーをつけることを検討することになった。今日の特別委員会は、何かを諮問し、決定するということではないので、何かが決まったということはない。

◇検討チームについて
 17日に検討チームを発足以来、精力的に作業を続けている。昨日、40問の質問を届けたばかりで、返答は貰っていない。企業統合は普通アンダーグラウンドで交渉するものだが、今回はいきなりラウドスピーカーで「ヨーイどん」と言われてから検討している。その辺が通常の作業と違う。50年の企業をどうするかということなので、ここでいい加減な結論を出すわけには行かない。何が放送局にとってベストなのか。慎重にやって行きたい。

◇編成関連
 上期の視聴率は、G帯2位・P帯3位・全日3位という結果だった。「朝ズバッ!」の上期平均が7.2%で前年同期を3%上回った。ベルトの改編は全体的に上がった。バラエティーは比較的健闘しているかなと思っている。選挙特番は各局でトップだったのはうれしかった。

◇ラジオ関連
 上半期は4月・6月・8月と3回聴取率調査があったが、すべて首都圏でトップだった。25期連続で首位を続けている。「森本毅郎・スタンバイ!」「大沢悠里のゆうゆうワイド」「荒川強啓・デイキャッチ!」が安定した数字を稼いでいる。プロ野球のナイター放送は去年と同じで、テレビほど影響を受けていない。
 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」が2005年度のグッドデザイン賞を受賞した。ワークショップが受賞するのは大変珍しいそうだ。

◇カンガルー募金
 TBSカンガルー募金は10月11日からパキスタン地震による被災者救援のための義捐金の受付を開始した。14日間で1,638万円余りが集まった。募金は、TBSカンガルー災害募金と日本赤十字社を通じて送られる。

以上