2005年05月26日

5月25日(水)、午後2時からTBS放送センターにおいて「井上社長の定例記者会見」が行われました。概要は以下のとおりです。

◇TBSホームページでの新聞記事の盗用について
 本当にあってはならないことで、立場の弱い人間に向かって立場の強い人間がそういうことをしたことは、我々としては慙愧の念に堪えない。
 我々放送局は、報道にあたっては正確に、物を作るにあたってはクリエイティビリティを発揮する為にある会社であり、一番大事なところで欠けていたことは本当に残念なことだ。ご迷惑をおかけした読売新聞、毎日新聞、朝日新聞をはじめ、関係者の皆様に対しあらためてお詫び申し上げる。

◇17年3月期決算について
 連結売上高で初めて3,000億円を超えることが出来、6年続けての増収となった。利益は連結、個別とも経常利益は減益だったが、当期純利益は年金関連の特別損失が減り4年ぶりの増益となった。
 事業部門の売上は映画「世界の中心で愛をさけぶ」「いま会いにゆきます」が大ヒットしたこともあり、昨年、初めて200億円を超えたが今期は245億円と21.7%伸び大変好調であった。
 18年3月期は、番組強化やデジタル投資の減価償却の増加等があり、増収減益の見込だが、保有株式の売却益が当期純利益を押し上げる為、今現在の見通しでは配当は年間22円ぐらいになる予定だ。今期はテレビ放送開始50周年で5円の増配し15円なのでかなり増配になると思っている。

◇買収提案対応方針について
 日興プリンシパル・インベストメントに対し800億円の新株予約権を渡すことと、株式分割という対応策だ。
 
当社の大株主になって経営にものを言いたいという時に、事前にそれなりの対応期間を取っていただく。その間に、大株主になられた方がどう会社を経営、運営していくかを事前に提示し、経営方針の情報を公開していただく。もし提示がいただけない場合、あるいは突然起きた場合に発動する。提示いただいた場合には、買収提案について第三者機関「企業価値評価特別委員会」を作り、判断基準「ガイドライン」の「報道内容に影響を与えること」が目的でないか、「放送事業者としての公平性ないし中立性の観点から」問題がないかを判断していただくというものだ。
 
我々としては、企業の価値、放送業としての立場を守っていきたいと考えている。ある意味で自分自身に対してのたがをはめ、安易に流れないよう頑張っていきたいという意思表示でもある。

◇4月編成について
 いまのところ、私個人としては、うまくいっていると思っている。特に、ベルト番組を3本改編したが「みのもんたの朝ズバッ!」は6時台が上がってきた。7時台はEXさんとトントンぐらいだ。弱点だった全日帯も充分とはいえないが3位を確保して上を狙えるかなと思っている。

G帯では目立ったヒットはないが底堅くなってきている。大きなヒットはないが全体的にひどい負け方がなくなってきた。全体の番組が少しずつだが強く、明るくなってきている。

◇「世界陸上ヘルシンキ大会」について
 メインキャスターは織田裕二さんと中井美穂さんで、今回は特別キャスターで筑紫哲也さんが参加する。織田さん中井さんは5大会連続のキャスターで、世界陸上といえば織田、中井と“世陸”の顔になっている。
 8月6日から8月14日まで9日間、総放送時間は地上波で60時間、BSでは翌日G帯を中心に再放送する。国際映像カメラ95台ユニカメラ11台の合計100台以上のカメラと、現地150人、東京200人の合計350人のスタッフで制作する。

◇ラジオ関連(TBS R&C 清水社長)
 おかげさまで、‘01年8月以来23期連続で首位を獲得できた。ただし今回はTBSラジオとLFともに1.4での同率首位であった。
 TBSは週平均、平日平均、土曜平均、日曜平均で首位の4冠を達成した。

 全日空とTBSラジオで6月1日から1ヶ月間、応募者全員にANAのマイルをプレゼントする「ラジオを聞けばマイルがたまる!ラジオdeマイルキャンペーン」を実施する。ANA利用者で普段ラジオを聞かない人たちに是非聞いて欲しいという思いと、ラジオ視聴者でANAマイレージクラブに入っていない人たちにアピールしあうコラボレーション企画だ。

以上