TBS赤坂II期開発計画について
TBSではおととしの暮れ以来、港区赤坂5丁目所在の放送センター東側に隣接する約1万坪の社有地の再開発計画について鋭意検討を重ねて参りましたが、今般、ようやく計画の骨子をまとめるに至りました。まだ各行政機関との調整が残されており、今後変更があり得ることを前提のうえで、計画の概要をお知らせいたします。
1. 再開発の目的
本計画は不動産事業で安定的な収入源を確保し、本業である放送事業を側面からサポートすることを目的としています。1998年には不動産会社・銀行・証券会社・設計会社を入れてプロジェクトチームを結成、テナントビル建設を中心とした再開発事業の収益性について多角的に検討した結果、事業として充分に成り立つことを確認しました。
一方で、一ツ木通りに面するメディアビル(旧本社ビル)やTBS会館は竣工後40年近くが経過し、老朽化が激しく、耐震工事を含めた大規模リニューアル工事の時期が迫っている、という事情も背景にあります。
2. 計画の概要
赤坂に弊社が所有する敷地には大きなものだけで20近い建物がありますが、本計画は、TBS会館・メディアビルをはじめ、赤坂アクトシアターと赤坂ブリッツ等、放送センターを除く全ての既存施設を解体のうえ、オフィスと商業機能を兼ね備えた業務棟、都心居住にふさわしい住宅棟、劇場施設を有する文化施設棟の3棟を新築する複合用途型の開発計画です。
開発にあたっては、現状の緑と坂の景観を最大限生かした敷地計画とし、一般に開放される緑地や広場の再整備等により、新築施設の利用者のみならず地域住民にも憩いと潤いの場を提供する計画とします。また、敷地内を東西・南北に貫通するネットワーク歩道を再整備することにより、交通の利便性向上、防災機能の強化にも資する計画を目指しております。
一方、計画地の中心に配置する文化施設棟や放送センター前の大きな広場においては、様々なイベント等の開催を通じ、放送事業と連動した最先端の情報を発信したいと考えております。さらに、こうした情報発信機能に加えて、業務棟の足もとに賑わいのある商業施設を配置することによって、全国的に有名な繁華街である赤坂のさらなる活性化にも役立ちたいと考えております。
| 事 業 名 | (仮称)TBS赤坂II期開発計画 |
| 事 業 主 | 株式会社東京放送 |
| 所 在 地 | 東京都港区赤坂五丁目三番地他 |
| 敷 地 面 積 | 約33,000平方メートル |
| 延 床 面 積 | 約210,000平方メートル |
| 業務棟 :約177,000平方メートル | |
| (業務:約143,000平方メートル・商業:約12,000平方メートル) | |
| 文化施設棟:約7,500平方メートル | |
| 住宅棟 :約23,000平方メートル | |
| 主 要 用 途 | 事務所・店舗・住宅・劇場 |
| 建 物 高 さ | 業務棟 :約180m |
| 文化施設棟:約30m | |
| 住宅棟 :約85m | |
| 駐 車 台 数 | 業務棟 :約385台 |
| 住宅棟 :約85台 | |
| プロジェクトマネージャー | 三井不動産株式会社 |
| 設 計 | 株式会社久米設計 |
| 工 期 | 2003年〜2007年 |